え!?巨大鉄塔人間現る!!見せます!レタッチの裏側!
どもー!
レタッチャー大谷です! 本日はPhotoshopレタッチで遊んでみようという企画です。
そして今回は作り方も見せます!
レタッチの裏側を大公開です。 写真を楽しむ人も、広告制作に携わる人も、 写真もレタッチも何も知らない人も レタッチってなに!? レタッチってこんなことが出来るんだ!? おもしろい!! そんな風に思ってもらえて、すこしでもレタッチに興味がわいてくると嬉しいですね。 そしたら世の中にもっとたくさんのいい作品が生まれるような気がします。
そもそもレタッチとはなにか?
簡単にいうと撮った写真を後処理でより綺麗にする事です。 色を調整したり、ゴミを消したり、不要物をけしたり、逆にたりないものを足したり そんな事をphotoshopというソフトを使用してやります。 しかしレタッチはただの写真修正ではありません。 レタッチは世の中の人を楽しませたり、驚かせり、
人々の関心をより引きつける為にあるものです。 うまくつかうと非常に大きな力になってくれるはずですよ。 さて 今回はレタッチで遊ぼうという企画ですから
覚えれば誰でも簡単にできそうな作品をご紹介しましょう。 まずはこちらをごらんください。
え!?巨大鉄塔人間現る!!
もちろんレタッチ後です。笑
鉄塔が夕日をバックにお家へ帰っているようなそんなイメージを作りました。笑
鉄塔仲間の会合でもあったのでしょうかね?笑 写真は素材集からセレクトしました。
レタッチ前
ではでは作り方を説明していきます。
全体の流れはざっくりこのような感じです。
1.背景と鉄塔の分離
2.空のみの画像を作成
3.鉄塔を分解して人型にする
4.色調整
これだけです。
では始めましょう。
1.背景と鉄塔の分離
まずこの元画像をphotoshopで開き、鉄塔と街を切り抜きます。
切り抜きの方法はいくつかありますが、 今回は広告制作の現場でもよく使うこの方法。 チャンネルを利用して抜き出す方法を取ってみましょう。
細かく丁寧な切り抜きが必要なときに適しています。
これは覚えておくと非常に便利です。
RBGチャンネルの一番切り出しやすそうなチャンネルを使用するのですが 今回はブルーを使用します。 まずはブルーチャンネルをコピーします。
そしてコピーしたチャンネルに対してトーンカーブでコントラストを高めていきます
ある程度白と黒がはっきりしてきたらOKです
次は覆い焼きツールでまだ残っている余計な空のグレー部分を白くしていきます。
この時、範囲を「ハイライト」にして雲が残っている部分を飛ばしていくんです。
鉄塔のまわりにあるグレーの空を覆い焼きツールで叩いて完全に白くしてしまいましょう。
下の方の街部分は選択範囲などをつかって黒く塗りつぶします。
そしてそのあと全体の白と黒を反転します。 これで切り抜き用のチャンネルマスクは完成です。
では、このチャンネルマスクをつかって実際に鉄塔と街を切り抜いてみましょう。 つくったチャンネルマスクで選択範囲をつくり
コピーします。 するとこのように鉄塔と街が切り出されます。
以上で「1.背景と鉄塔の分離」は終わりです。
2.空のみの画像を作成
つぎにもとの写真から鉄塔と街を全て削除します。
別の空素材をつかってもよいでしょう。
今回は元写真を利用します。
切り抜いた鉄塔は非表示にして
スタンプツールなどをつかってガンガン消していきましょう。 こんなふうに。
全て消えたら切り出した鉄塔のみのレイヤーを表示させます。
これで「2.空のみの画像を作成」は完了です。
3.鉄塔を分解して人型にする
つぎに人型になるように切り刻みます。
選択ツールなどをつかって適当に欲しい部分をコピーしていきます。
そして自由変形で角度をかえて人らしく形をつくっていきます。
この切り刻む時に鉄塔の骨をすこしだけ足してあげたりすると
スケール感もでて、よりリアルになるかもしれません。
今回は細めのブラシで描き込んでいます。
この細部へのこだわりが全体のクオリティを上げるんです。
4.色調整 そして最後は夕日の色を整えてます。
トーンカーブ、色相・彩度、カラーバランス、レベル補正
どんな方法でもいいので好みの色に仕上げましょう。
調整レイヤーを使っておくと後々の色調整に便利かもしれませんね。
以上で完成です。
レタッチ後
アイデア次第でいろいろな事が可能ですよ!! レタッチに興味が湧いた方は是非カメラとphotoshopで遊んでみてください!
レタッチのお仕事はこちらまでお願いします!!
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nordworks35@gmail.com
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その他のレタッチサンプルはこちら
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写真修正レタッチサービス「NORD WORKS」 レタッチャー大谷 では また。
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